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2026.09.25

体育祭は屋内で

 9月に入り、運動会、体育祭の季節です。 ところが先日、私の母校の高校の体育祭が、県立体育館を借り切って屋内で実施されたと聞いて、びっくりしてしまいました。

 運動会とか体育祭というものは、晴れ渡った秋空の下で行うというのが当たり前と思っていましたが、調べてみると他にも同様の例が多数あり、体育祭は晴れ渡った青空の下で・・・、というのは過去のものになりつつあるようです。 理由は言うまでもなく気候変動による気温の上昇で、空調の効いた屋内で実施することで、生徒が熱中症になるのを防ぐというのが主な目的ですが、他にも、天候に左右されない、テントを建てたり観客席を準備したりといった作業が少なくて済むというメリットもあるようです。 連日のように日本のどこかで大雨のニュースが伝えられていますが、そういった気候の変化も影響しているかもしれません。準備や撤収作業についていえば、先生方の働き方改革という点も見逃せません。
 
 最初に、「9月に入り、運動会、体育祭の季節です。」と書きましたが、実は小中学校の半数以上が運動会を5、6月の春に実施しているという調査結果もあり、運動会を秋に実施する学校は少数派になっているようです。それなら高校も、暑い時期を避けて春や11月以降に体育祭を実施すれば、と思うのですが、春だと、1年生が入学したばかりで、大会の企画や運営に十分に参加できない。 10月以降になると、3年生が進学や就職で忙しくなるし、学校によっては2年生の修学旅行とぶつかるかもしれません。 特に近年では入試の多様化で、年内に進路が決まってしまうことも多く、それだけ活動の開始も早まっているようです。
 
 母校の体育祭が屋内で行われたと聞いたことから色々調べてみると、気候変動、働き方改革、入試制度の変化といった、この半世紀の社会の変化がかかわっているらしいことが見えてきて、なかなか興味深いことだと感じました。
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秋山 深雪(あきやま みゆき)

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