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2024.09.24
酸素は酸の素(もと)?
中学生の理科。 塩酸の電気分解で発生する気体は何かという問い。 正解は水素と塩素なのですが、酸素と塩素と答えた生徒、"酸だから酸素かと思った"。 でも、そういえば酸素は酸とは無関係なのに、なんで"酸素"、"酸の素(もと)"という名前なのだろう?、という疑問が・・・。 ちなみに、酸性の元は溶液中の水素イオンです。 中学校の理科で習いましたよ。覚えていますか?
ということで、調べてみました。
酸素は発見当初、「酸を生む物」と誤解された。 これは、アントワーヌ・ラヴォアジエが前述のように誤解して、ギリシャ語のoxys(酸)とgenen(生む)を合わせ、「仏: oxygene」と名付けたことに由来する。英語でも「oxygen(オキシジェン)」といい、日本語でもこれらを宇田川榕菴が直訳して「酸素」と呼んだ。
(Wikipediaより)
(Wikipediaより)
やっぱり、最初は酸の素だと思われていたんですね。
"酸素"という言葉を知ったのはおそらく小学生のころですから、以後半世紀以上、何の疑問も持たずに"酸素"という言葉を使ってきとことになります。 子供たちと接していると、今まで常識だと思っていたことにふと疑問を感じたり、思いもよらなかった何か新しいものの見方を知ったりして、なかなか楽しいものがあります。