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2022.08.16

自己肯定感

 世界の中でも日本は、子供に対しての自己肯定感が低い国だそうです。

さて、自己肯定感ってよく聞く言葉ですが、どうのようなものなのでしょうか。
子どもの消極的な姿を見ると、不安になってしまいますよね。 これらの姿の裏には自己肯定感が関係しているかもしれません。
自己肯定感とは、自己自身に満足していて、自分のことを肯定的に思える感覚のことを言います。 自己肯定感が高い人は、ポジティブに物事に挑戦することができ、失敗してもめげずに試行錯誤しながら解決に向かっていくことができます。 また、自分や周りの人のことを尊重できるため、コミニュケーション能力が高く、他の人とよい関係を築くことができるようになります。 
では、子供をぐっと伸ばすほめ言葉のポイントとは何でしょう。

以下に挙げた項目は、子どもへの関わり方としては一見当たり前のようなことばかり。 しかし、子どもの立場に立ってあらためて見てみると、「大人に認められている!」と実感できそうですね。 できそうなところから早速取り入れてください! 

○子どもの話を聞いて肯定してあげる
子どもが話し掛けてきたときは、口を挟みたくてもグッと我慢し、よく聞いてあげましょう。 自分の話を肯定的な雰囲気でよく聞いてもらえると、「周りに認められている、受け入れられている」という感覚を持つことができます。

○子どもに選択してもらう
子どもに選んでもらう機会を意識して作っていきましょう。 もちろん大人は、子どもが選んでくれた結果を肯定的に受け入れましょう。

○子どもに考えてもらう
何か決める時に、子どもにも意見を求めましょう。 自分で考える力もつき、 「自分は親に頼りにされている」という嬉しさや、承認欲求も満たされます。

○ほめる時は結果ではなく、過程をほめる
結果ばかりを意識するようになってしまうと、失敗した時に「自分はダメだ…」と感じてしまいます。 過程を認めてもらえると、「結果はダメでも自分はよく頑張った! 」とポジティブに捉えられるようになるでしょう。

○ほかの子どもと比較しない
他人の目を気にしすぎないためにも、重要です。

○転ばぬ先の杖はつかない
子どもが困らないようにと、先回りして準備しすぎないように!困ったときは自分で考えさせるような環境をつくってあげましょう。

子どもと親、双方が自己肯定感を持つことって大切ですようね。小さな肯定感の関りを積み重ねることができれば、お互いに自己肯定感を上げていくことができるでしょう。 親子で心にゆとりを持ち、ムリをせずに良い関係を築いていきましょう。

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秋山 深雪(あきやま みゆき)

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