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2021.02.22

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人間の心や体の発達にとって、子供時代が非常に重要な意味を持つことは周知のことです。

私が学生のころから、心理学や教育学の領域で子供時代の過ごし方が将来に大きな影響を及ぼすことは強調されていました。 ですが、このところ改めて子供時代の過ごし方に注目が集まっています。 それには、AIなどの技術の著しい発達が子供の教育環境を大きく変えているため、親としてはどうするのがよいのかわからなくなっているといった事情も関係しているのでしょう。 受験年齢の低年齢化といったことも影響しているかもしれない。

子どもをあまり叱らないという親は、ほめると子供はすごく無邪気でうれしそうな顔をするけれど、叱るとシュンとしたり泣いたりしてかわいそう、だから叱らないようにしている、というようなことをよく口にします。 どんな子供だって叱られれば落ち込むでしょう。そんなわが子を見れば、かわいそうという気持ちも湧いてくる。 でもそうした近視眼的な同情は、決して子供のためにならない。 叱られたときは落ち込んでかわいそうかもしれないですが、歪んだ行動や自分勝手な態度が改まらないまま大きくなったら、将来もっと深刻な意味でかわいそうなことになります。我慢することが出来ない。 すぐ感情的になる。優先順位が決められない。自己主張だけは強い。きっとそのルーツは子供時代の過ごし方にあるのでしょう。

想像力の豊かな心の折れない子供を育てましょう。

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秋山 深雪(あきやま みゆき)

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