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2020.11.30

算数・数学が変わる!

 先日、NHK-Eテレの ”ウワサの保護者会” という番組で、 ”算数・数学が変わる!” というテーマで、今後の算数・数学の方向性について紹介されていました。

番組では、

この春(2020年4月)、小中学校の学習指導要領が10年ぶりに改訂。
算数・数学において、これまでは「計算力」に代表されるような、与えられた問題に対する解答の正確さや計算のスピードが重要視されてきたが、これからは、主に、「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・日常生活に応用する態度」なるものが求められるようになった。
変化の背景には、時代の変化がある。与えられた計算処理だけに限っていえば、AIの方がはるかに正確でスピードも速い。それよりもどういう仕事をAIにさせるか、そこを考える力が必要になる。
番組では、これからの時代を生きていく子どもたちにどんな力が求められているのか、算数・数学の変化を通じて考える。

というテーマで、小学校の算数の、論理的思考力を養う授業や、データの活用の仕方を学ぶ授業など、これまでになかった授業の形や、今後予想されるテストの問題の傾向などが紹介されていました。

これからの時代を考えると、上に書かれているように、 ”AIとどうかかわるか” ということが問題になると思います。 ”この道ン十年の経験と知識” などというものが、何の役にも立たない時代が来ようとしています。その中では、やはり ”自分で考える力”や ”正確に伝える能力” といったような力が重要になるでしょう。我々も子供たちとの関わりにおいて、そのことを肝に銘じて臨みたいと思います。

なお、番組の内容は下記のブログに掲載されています。ぜひ、ご覧になってください。

https://www.nhk.or.jp/hogosya-blog/100/438519.html

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秋山 深雪(あきやま みゆき)

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